2017/07/20
11/26から、カルドセプト エキスパンション・プラスが、ゲームアーカイブスで配信されています。
詳しくは、www.jp.playstation.comにて。
このPS版をベースにしてカルドセプトDSが作られました。画面写真的にはほとんど変わらないですね。
しかし、以前デザイナーズノートでも書いたように、カルドDSとPS版では中身は大きく変わっています。
いくつか挙げますと、まずカード。
基本的には、カルドDSはPS版にカードを追加したものなのですが、ひとつだけ「バンディクート」というカードだけはPS版にしか存在しません。能力は実際に見ていただきたいですが、これはこれで、なかなか使えるカードでした。
ルールの一部も変わっています。
昔は、「砦ボーナス」がありませんでした。なので、城でもらった資金(魔力)を計画的に使っていかないと、すぐジリ貧になってしまいます。昔は、城の直前では魔力2桁…なんてことがごく普通でした。セカンドで砦ボーナスが採用された際には「あのヒリヒリ感が好きだったのに!」なんていう旧バランスを惜しむ声も、ごく一部にはありましたね(笑)。
それから、かつては召喚条件の領地数をエリア毎で見ていました。「フレイムロード」とか召喚条件の多いクリーチャーが出しにくいこと…。そもそも、コストも全体的に高めだったので、それも巨大クリーチャーの出しにくさに一役買ってました。出せたらそれだけでヒーローでしたね。
などなど、今から見ると色々気になる点も多いPS版でしたが、実は今までのカルドセプトの中では、一番「売れた」ものなんですよね(たぶん)。つまり、カルドセプトの存在を世に知らしめた作品なわけでして、私的には思い入れも大きいのです。(DS版、がんばって兄貴を超えてくれ!・笑)
現在、カルドDSを遊ばれている方でも、もし機会があったらこのPS版に触れてみるのも面白いと思いますよ。見かけでは分からない、その違いにびっくりすると思います。
もし、カルドDSをまだ遊ばれていない方には、まずお試しでPS版を遊んでもらうのも良いかもしれません。お値段も安いですからね!
という感じで、ゲームアーカイブスの方もよろしくお願いします。
(ここまで行ったら、いっそSS版もどこかでリバイバルを…!?「交渉」なんてあったんですよ、当時は。
いや、SS版は流石にちょっと恥ずかしすぎるかな…。
それならむしろアーモダインを…。って、アーモはPS2ですが…。)