2017/07/20
セオソフィー
2009年3月17日より、ダウンロードカード第三弾「セオソフィー」が配信されます!
ダウンロードカード最後の一枚はスペルカードです。
ところで、前回の「アルカナム」は、Wi-Fiで人気のアイテムカードに対抗した能力を持つものでした。
今回の「セオソフィー」はスペルカードなので、本来はWi-Fiで人気のスペルカードに対抗する能力を持たせるべきなのですが…。
人気のスペルカードというと…
「ホーリーワードX」
「ヘイスト」
「パーミッション」(マップによるけど)
「マナ」
…とかですか。
どうも、新カードを使ってまで対策するほどではないものばかりに思えます。
(もし次回作があれば、各々調整したいとは思ってます。)
全国大会の終わる今に至っても、あからさまに対策必須と思われるようなスペルが存在しない。これはバランス調整がうまく行っているということで、喜ばしいことなんですが、カードのネタを考えるのには少し悩んでしまいました。
ということで、「セオソフィー」はちょっと違った切り口で考えてみました。
使用魔力100
レベル3以下の、全ての領地に”ランドプロテクト”の呪い効果を付ける
「複数呪い」の「ランドプロテクト」効果です。なかなか派手だと思いませんか?
まず、敵の「地変」スペルから自分の領地を守るために使えます。DS版では「地変」はレベル3以下の領地にしか使用できなくなりましたが、それを完封します。
カルドDSでは「マジックボルト」「イビルブラスト」などの単体対象攻撃スペルがあまり使われていないので、このあたりをけん制する必要は少ないですが、全国大会決勝でも「メテオ」は使われていましたし、「ローカスト」なども稀に見かけます。これらも防げます。
でも、これらは序の口。
実はこれ、「自分の領地を守る」ために使うよりもっと有効な用途があるのです。
それは「敵セプターが彼ら自身の領地にスペルを使うのをジャマする」という使用法です。
「地変」スペルは、昨今では、敵に使うより、むしろクリーチャーばら撒きで入手した属性の合わない自領地の属性を変えるのに使われるパターンが多いのではないかと思います。
「セオソフィー」はこれを阻止します。こうなると、一つの属性に固めたブックより、複数属性を入れたブックの方が若干有利になる…かもしれません。
それから最近よく見られる「ランドトランス」での土地ころがし。この技は見事だなと思いますが、熟練者でないとなかなか難しい(私も上手くできません…)。なので、土地ころがしに自身の無い方は、早々に「セオソフィー」を使ってしまいましょう。「ラントラ」で領地を選ぶことができなくなり、土地転がしを封じることができます。
あと、地味に「ミューテーション」を妨害する、なんて使い方も…。
どうですか、なかなか環境を変えそうなパワーを秘めている予感がしませんか?
ぜひ、「セオソフィー」をダウンロードして、使ってみてください。
(「ランキング」では使えないので、「ノーマル」か、ともだち対戦でどうぞ)
その他近況
「かむいまる」さんによる優勝者マップのデザイン案が届きました。
「プロ」(笑)の目で見て、問題があるようなら、いろいろやり取りしながら修正していこうと思っていたのですが…その必要も無くマップは一発OK。
なかなかバランスの取れた、ランキングでも充分使用できるマップになっています。
内容は…まだ内緒。早ければ4月には配信できると思います。お楽しみに!
それから、近々公式HPで、大会決勝戦のムービーが公開される予定になっています。今、その解説を書いています。
今回はまたエキシビジョンの時のように、細かく解説をしてみようと思っています。
今見直してみても、なかなか深くて面白い試合でした。実は見直して初めて理解したようなプレイもあったりして。
解説の方はともかく、ムービーは面白いですので、こちらも楽しみにしていてください。