2017/07/20
今回は多少PS版の内容に踏み込んだ情報を書いてみようと思う。
とはいえ、前回お伝えしたとおりゲーム誌などとのからみもあるので、
記事ネタになるような情報は出せない。
そう言うわけで、とりあえずPS版で良くなったところ…
といってもソフト的なものではなく、ハード的なものについて言及しよう
(これは記事にならないだろうから)。
まず、半透明の物体を複数使えることがうれしい。
スペルの演出などはサターン版よりもきれいに見えると思う。
特に光りモノ系や、煙、炎などに効果を発揮し、作っている我々でさえ
「プレステのゲームみたいだ!(あたりまえだ)」と感嘆の声を上げて
しまうほどである。
とはいえ、カルドセプトは「演出よりテンポ重視」である。
演出の時間はなべて短めで、あっさりしている感じはサターン版と同様である
(もっと某RPGのように長くした~いという誘惑もあったのだが、なんとかこらえた)。
それから、メモリカードが良い。
小さくて持ち運びやすいし、電源投入中にも出し入れできるのが便利だ。私はサターン版の時、よくメモリカートリッジを入れ忘れたままゲームを立ち上げてしまったものである。
今回はそんな間抜けも許される。また、この機能は対戦の時に特にありがたい。一度立ち上げたら切ることなく複数セプターを参加させられるのだ。PS版ユーザーにはぜひ対戦で熱くなってもらいたいものである。
メモリカードの件で問題があるとすれば、「セーブ」を意識して行わなければならないことである。サターン版では気づかないうちにデータは保存されていたが、PSでは「セーブ」コマンドがあったりする。
これはハードの性質上の問題なのだが、サターン版から移行した方は特に注意が必要である。
もっとも、このあたりも親切設計を心がけているので、カルドセプトに関しては「セーブせずに電源を切る」間違いはまずおこらないと思う。
ああ…それにしても、メモリカードなどで対戦の環境も改善されたことだし、願わくばPSユーザーにはサターン版ユーザーのような「対戦したいのに周りにセプターがいない」などという不幸を味合わせたくないものである…。