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大宮にあるから大宮ソフト

新しいクリーチャー能力で全体能力と双璧になるのがこの領地能力だ。領地能力は、領地コマンドを使用可能な領地にこの能力を持つクリーチャーがいた場合、使用できる。領地能力は大抵の場合、スペルにあるような効果を発動する。使用には魔力が必要だが、何度も使用可能なため、同様のスペルのコスト設定より若干高く設定されている。

例えば・・・

  • 対象敵クリーチャーに10ダメージ(30G)
  • 対象敵セプターの手札を1枚ランダムに破壊(30G)
  • 全てのセプターに付いている呪い効果を消す(30G)

・・・てな感じ(別に、みんな30Gってことじゃないですよ)。

そもそもこの領地能力は、クリーチャーの能力を戦闘外にも広げ、幅を持たせようという目的と、手札がいっぱいになりがちのカルドで、「置いておけるスペル」があったら面白いのではないか、というのが導入の原動力だった。実際、領地能力クリーチャーは、普通のクリーチャーとして領地を守らせても良いし、その能力を使用するだけの目的ならば、属性の合わない土地に置いてもかまわない。臨機応変に使用できるカードである。
こう聞くと、強すぎるのではないかと思う方もいるかもしれない。しかし実際は、やはりこればかりを頼ってブックを組むとなかなか勝てないのである。まず、領地能力を使用できるクリーチャーは全体的に「弱い」。土地を攻めたり守ったりする能力には劣るのである。
さらに「領地コマンド時に使用」というのも曲者だ。領地コマンド時にはその他にもレベルアップ、地形変化、移動、交換などやることはたくさんある。領地能力ばっかり使っていると、普通にレベルアップしている相手に差を付けられる可能性もある。

やはり、コンセプトに合ったものをしぼって投入するというのが良いだろう。その他のクリーチャーやスペル、アイテム、そして戦略などと組み合わさって、初めて彼らも本領を発揮できるのだ。中にはコンセプトの要となりうる能力だってある。ぜひ活用してみて欲しい。

大宮ソフト

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様々なパブリッシャーを渡り歩く、流浪のソフトハウス。

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