2017/07/20
前回、「品切れ必至だぞ!」と半分冗談で書いたら、本当にそうなってしまった。(買えなかった人も、あきらめないでください。すぐ入荷します…多分)。
さて、今回から「サターン版とここが変わったシリーズ」として、絶版になったカードと、その理由を書きたい。
PS版では14枚の新カードが投入されたが、カードの総数360枚は変わっていない。つまり、14枚が削除されているのである。
まあ、ほとんどが「これならいいか」というものだと思うので、これからPS版をやってみようと思う方は安心して欲しい。
絶版スペルカード
- リカバー
クリーチャー1体のHPを全回復
「クリーチャー単体を回復するスペルに、キュアーとリカバーの2種類はいらないだろう。」…ということで、キュアーが残り、リカバーが削除された。しかし、PS版のキュアーはリカバーの効果(100%回復)である。これはなぜかというと、単に「キュアー」というカード名の方が好きだったからである。
- メテオストーム
ランダムに5つの土地のレベルを1にする
答え:派手な呪文が欲しかったんです…)
- アルケミー
他セプターの持っているどれかのカードに変化する
この手の、相手の手札に依存するカードはブックに入れにくい。
スワップスペルやマインドシーカーは、まだ戦略的に使用できるが、アルケミーはあまりにも不確定要素が大きすぎるのだ。- ランドタックス
全てのセプターは領地の数×20Gを失う
これは最後まで悩んだ。いい効果だと思うのだが、「ゲームを長引かせる(マイナスの効果)カードは減らそう」という趣旨の元、PS版では外された。
- カオスストリー
プレイの順番をシャッフルしなおす(効果は次のラウンドから)
これは真っ先に削られた(笑)。あまりにも意味が無い。
ボードゲームにありがちな効果なので入れてみたのだが、これはほこら向きの効果であった。
絶版アイテムカード
- ブラストホーン
攻撃成功時、別の土地に相手を飛ばす(60%)
この手の必殺系カードが多すぎたので、少し減らした。こういうバクチ性のあるカードは以後少なくなっていくことだろう。
- エナジーフィス
スクロール攻撃、ST=30:無属性に強打
PS版では、無属性擁護策が採られており、その一環である。…しかし、今から考えると、これを無くしたのは、デコイをさらに強くする要因になってしまったな~。失敗失敗(おいおい)。
- ブラッドブレイ
ST+10:全てのクリーチャーに強打:HPが半分になる
PS版では、属性・種族強打アイテムが強化された。そのため、このカードの必要性が薄くなってしまった。逆にこれもST+20にしてしまうと、他の強打アイテムが死にカードになってしまうので、削除ということに。
次回は、クリーチャー篇をお送りする予定である。